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[4P2-J-3-02] 時変動的モード分解
キーワード:動的モード分解、時系列データ、非線形力学系
本稿では,データに基づく力学系のモード分解手法を提案する.提案する手法は動的モード分解(dynamic mode decomposition, DMD)の発展として位置付けることができ,DMDの応用場面(高次元時系列データの理解,制御器の設計,信号処理など)においてより適切な分析を可能にすると期待される.通常のDMDでは各モードに時間変化しない減衰率や振動数が与えられる一方,提案する手法では時間変化する減衰率や振動数をもつモードへの分解を行うことを目的としている.本稿では,提案する手法が時間変化する力学系のモード分解を行えることを予備的な実験結果とともに示す.