2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)

講演情報

インタラクティブセッション

[4Rin1] インタラクティブセッション2

2019年6月7日(金) 09:00 〜 10:40 R会場 (1F 展示ホール 中央)

09:00 〜 10:40

[4Rin1-18] 屋内空間を巡回するロボットのための協調型転移深層学習に基づく人物再同定とそのTA業務支援への適用

〇村田 祐樹1、渥美 雅保1 (1. 創価大学大学院)

キーワード:人物再同定、移動ロボット、転移深層学習、TA業務支援

人物識別は,犯罪の捜査やその防止,マーケティング情報の収集など,社会の中で重要な役割を果たしている.その中でも人物再同定は,視野を共有しない複数の固定カメラに映る人物画像から,同一人物を識別する問題と定義される.本研究では,特定の集団に定期的にサービスを提供するロボット向けの人物再同定を提案する.公開されている大規模データセットと,移動ロボットで収集した自作のデータセットを使用した実験により,本手法の有用性を評価することができた.
また,ロボットが各個人に合わせた最適なサービスを提供するためには,人物再同定に加えて名前等の個人識別子を用いた情報検索を組み合わせることが重要である.本研究では,提供するサービスの一例として演習授業のTA(Teaching Assistant)支援を取り上げ,人間とロボットが互いの特性を活かして受講学生の学習支援を提供するシステムを構築する.ロボットには名前と外見を結びつけるための学生証読み取り機能を搭載し,名前から得られる情報に基づいて各個人に合わせた学習支援の提供を目指す.実際の演習授業でロボットを動作させ,TA支援の可能性を検証した.