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[1E3-GS-9-04] CCGと定理証明器による自然言語の時間関係認識
キーワード:時間関係認識、推論、組合せ範疇文法
自然言語処理では、機械学習を時間関係認識に応用した研究が行われているが、まだ時間関係間に成り立つ推論の研究は進んでいない。また、従来の日本語の言語資源は統語的に決まる時間情報を考慮していない。そこで本稿では、日本語のテキストを統語解析、意味解析に通すことで論理式に変換し、自動で推論可能か判定するシステムであるccg2lambdaを用いた時間関係認識について検討した。具体的には、(1)意味解析にテンス・アスペクトと時間接続詞に関する時間情報を組み込む、(2)証明体系に時間の基本的な性質に関する公理系を追加する、という2点の改良を検討した。
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