15:40 〜 16:00
[1F4-OS-2b-02] 管理食を対象とした献立計画システム
食材発注費用の考慮
キーワード:遺伝的アルゴリズム、献立計画、管理食
我が国の高齢化は急速に進んでおり,医療費や介護給付費等の社会保障費の増大や地方都市の衰退などの問題を考えると健康寿命を延ばすことが重要である.健康寿命の延伸において,食事による栄養管理が大きな役割を果たすと考えられる.本研究では,その第一歩として,病院や介護施設などで提供される管理食の献立計画に着目する.
献立計画問題は,与えられた制約条件下で目的関数を最小あるいは最大にするような食事の献立を決定する最適化問題として広く知られている.先行研究では,学校などの機関の献立を対象として,飽きのこない食事にするために情報エントロピーを用いた献立の出現順序にばらつきを与える評価関数を構築している.本研究では,先行研究の手法をもとに,病院や介護施設などで提供される管理食を対象とし,栄養バランス・料理の提供順序を考慮した1か月程度の献立計画手法を提案し,その有効性を検証してきた.本稿では,さらに食材の発注費用を考慮した献立計画手法を提案する.提案手法において計算機実験を行うことで、栄養量・材料費の条件を満たし、料理の特徴の出現順序がばらついた献立が作成できることを確認した.
献立計画問題は,与えられた制約条件下で目的関数を最小あるいは最大にするような食事の献立を決定する最適化問題として広く知られている.先行研究では,学校などの機関の献立を対象として,飽きのこない食事にするために情報エントロピーを用いた献立の出現順序にばらつきを与える評価関数を構築している.本研究では,先行研究の手法をもとに,病院や介護施設などで提供される管理食を対象とし,栄養バランス・料理の提供順序を考慮した1か月程度の献立計画手法を提案し,その有効性を検証してきた.本稿では,さらに食材の発注費用を考慮した献立計画手法を提案する.提案手法において計算機実験を行うことで、栄養量・材料費の条件を満たし、料理の特徴の出現順序がばらついた献立が作成できることを確認した.
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