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[1L3-GS-13-04] 風力発電設置地点選定のためのインバランス発生量分類モデルの検討
キーワード:機械学習、風力発電、気象予報、発電量予測
近年、系統安定化を目的とし、発電事業者は発電量予測に基づいた発電計画と実績の差にペナルティとしてインバランス料金が課されている。特に、風力発電は天候依存で発電電力量の予測が難しく、将来インバランス料金単価が高くなった場合、ペナルティが増加して収益が下がる可能性がある。そこで、この発電量の予測誤差を下げる方法の一つとして、風力発電設置時から予測のしやすい地点に設置する方法に着目し、設置時から、運用時における収益性を評価するのに必要となるモデルを開発した。このモデルは、気象及び土地特性に関するオープンデータを用いており、任意地点における地表面の風速推定モデルと、発電機の運転特性及び風速の高さ補正を考慮した発電電力量変換モデルと、電力量変換後の真値と推定値の残差であるインバランス発生量の大小を分類するモデルで構成した。これら開発したモデルを用いて、収益性の観点から風力発電を設置すべき地点を検討した。
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