17:50 〜 18:10
[2G6-ES-3-01] ユーザとの社会的関係性を考慮した会話エージェントのポライトネス制御手法
キーワード:ヒューマンエージェントインタラクション、会話エージェント、ポライトネス理論
本稿では,会話エージェントが自律的に言語的配慮(ポライトネス)を制御する手法を提案する.提案手法を実現するためのアプローチとして,社会言語学におけるポライトネス理論に基づいて,エージェントがポライトネスを制御するうえで有効と考えられる入力情報について検討を行った.その結果,特に性別/年齢などユーザの属性情報や会話場面のフォーマルさの度合いや文化を活用して,エージェントがユーザとの社会的関係性を考慮したポライトネス制御を行うことで,円滑なコミュニケーションが可能になると考えられた.本稿ではさらに,人間同士の関係性において,社会的距離/社会的な力の差/会話場面(文化)の3要因に基づいたポライトネス制御がどのように行われるのかを検証した実験の結果を報告する.
講演PDFパスワード認証
論文PDFの閲覧にはログインが必要です。参加登録者の方は「参加者用ログイン」画面からログインしてください。あるいは論文PDF閲覧用のパスワードを以下にご入力ください。