2020年度 人工知能学会全国大会(第34回)

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[2H1-OS-21] ICTによる食糧問題の解決

2020年6月10日(水) 09:00 〜 10:20 H会場 (jsai2020online-8)

武田 英明(国立情報学研究所)、小林 一樹(信州大学)、朱 成敏(国立情報学研究所)

09:20 〜 09:40

[2H1-OS-21-02] 酪農関連データの連携を支援する共通語彙の設計

〇竹崎 あかね1、杉野 利久2、朱 成敏3、武田 英明3,4 (1. 農業・食品産業技術総合研究機構、2. 広島大学、3. 国立情報学研究所、4. 総合研究大学院大学)

キーワード:牛、共通語彙、飼料

労働負荷が大きい酪農経営では、高齢化の急速な進展や担い手不足を背景に、農家戸数が減少しており、省力化や効率化が喫緊の課題となっている。データに基づく合理的飼養管理はその解決策の一つと期待され、多様なデータを連携する環境整備が求められている。牛では、既に血統情報、繁殖情報、疾病情報などが個体識別番号に基づき連携し、食の安全性確保等に活用されているが、データ連携に必要となる共通語彙の整備は進んでいない。そこで、本研究では日本の酪農・畜産現場において共通語彙として利用できるオントロジー構築に向けて、酪農現場におけるデータ活用の現状と関連オントロジーの開発状況を整理する.次にデータ連携効果が高いと判断した飼料名について語彙を体系的に整理するための要件を検討し,その結果に基づき飼料関連語彙体系を設計する.

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