2020年度 人工知能学会全国大会(第34回)

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[2I6-GS-2] 機械学習: センサとユーザ補助

2020年6月10日(水) 17:50 〜 19:10 I会場 (jsai2020online-9)

座長:欧陽江卉(VOYAGE GROUP)

17:50 〜 18:10

[2I6-GS-2-01] 加速度データの文字列表現を用いた歩行行動の動作分析

〇島 孔介1、武藤 敦子1、森山 甲一1、犬塚 信博1 (1. 名古屋工業大学)

キーワード:動作分析、行動分析、加速度センサ、ウェアラブルコンピューティング

我々は普段から様々な行動をしており,中でも歩行行動は日常生活においてなくてはならない行動の1つである.歩行において必要となる動きは,脚を交互に前に出すのみだが,これとは別に人によっては肩を揺らす,手を大きく振るなど様々な動き方がある.我々はこのような動き方の違いには世代や出身による文化的特徴,身体的特徴,また性格的特徴と関連があると考え,動き方と特徴との関係を分析する.
本研究では,歩行における両手先の加速度データから文字列を生成する.この文字列は,加速度データ中に動作が現れるタイミングや動作の長さによらず,動作が行われる順序として生成され,また行われた動作の長さを重みとして保持した文字列である.これを用いて,同じグループ内では同じ文字列を共有し,異なるグループ間では同じ文字列を共有しない人のグループ分けを行う.加速度データにあわせて身長や体重,体にもつ違和感などの身体的特徴や,週の平均歩数や運動強度を取得し,また性格的特徴としてエゴグラムを取得することで,動き方に基づく人のグループと特徴間の関係の分析を行う.

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