2020年度 人工知能学会全国大会(第34回)

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[2J6-GS-2] 機械学習: 強化学習と発展 (2)

2020年6月10日(水) 17:50 〜 19:30 J会場 (jsai2020online-10)

座長:谷口忠大(立命館大学)

18:10 〜 18:30

[2J6-GS-2-02] ベイジアン逆強化学習を用いた異常前兆予測検知手法の開発

〇Malla Dinesh1,2、木村 友彰1、曽我部 完2、坂本 克好 1、山口 浩一1、曽我部 東馬1,2 (1. 電気通信大学、2. (株) グリッド)

キーワード:逆強化学習、ガウス回帰

異常検出で最も興味深いアプリケーションシナリオの1つは、シーケンシャルデータが対象となる場合である。たとえば安全性が重視される環境において、監視センサーにより収集されたストリーミングデータのスクリーニングからリアルタイムで異常が検出された場合、異常な観測を報告する自動検出システムが不可欠となる。しかしながら、これらの潜在的な異常が意図的または目標指向である場合、前兆予測が重要となるにも関わらず、現状では有効な検出手法は確立されていない。そこで我々は、逆強化学習(IRL)を使用した前兆を含めたシーケンシャルな異常検出のためのエンドツーエンドのフレームワークを提案する。この方法は、入力としてターゲットエージェントの行動履歴(他のメタ情報)を取り、IRLを介して推測される報酬関数を推論する。また、行動履歴の特徴を考慮したガウス回帰を基づくベイジアンアプローチIRLを採用する。公開されている実世界のデータに関する実証研究は、提案された方法が異常の特定に効果的であることを示す。

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