2020年度 人工知能学会全国大会(第34回)

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[2L6-KS-1] 専門家支援における知識の構築法~パーソナライズの最適化を目指して

2020年6月10日(水) 17:50 〜 19:30 L会場 (jsai2020online-12)

押山 千秋(産業技術総合研究所)、西野 貴志(YAMAGATA INTECH 株式会社&産業技術大学院大学)

17:50 〜 19:30

[2L6-KS-1-01] 専門家支援における知識の構築法~パーソナライズの最適化を目指して

<司会>西村拓一(国立研究開発法人産業技術総合研究所)
<企画>押山千秋(国立研究開発法人産業技術総合研究所)西野貴志(YAMAGATA INTECH 株式会社)
「マニュアル人間」という言葉がある.決められた仕事の手順やルールを墨守するあまり,そこから外れたことに直面すると適切な対応ができない人のことを指す表現だが,「マニュアル企業」や「マニュアル組織」という言葉を聞くことはあまりない.
働き方改革の必要性が高まる昨今,企業において業務の基準や作業標準がマニュアルとして整備することは当然と受け止められるが,作業者がマニュアル通りの行動によって顧客の満足を得られない状況が発生した場合,能力の低い「マニュアル人間」と評されることがある.
作業の現場では状況が刻々と変化しており,作業者のスキルや与えられている(と認識している)裁量に応じたマニュアルを作成することの困難さが「マニュアル人間」という言葉が無くならない背景にあるという考えから,業務プロセス知識を獲得・記述できるオントロジ工学への期待を述べる.
また,将来的には現場を撮影した動画から現場での人の行動を認識して,動作についての説明を生成するような技術の開発への期待も高まっており,それらの技術においてオントロジ工学が果たしうる役割についても議論したい.
<招待講演者>西村悟史(国立研究開発法人産業技術総合研究所)
タイムライン
・西村拓一氏による開始のあいさつおよびメンバー紹介(10分)
・押山・西野より,企画意図について(20分)
・西村悟史氏による招待講演「目的指向の行為に関する知識の構造的記述~心理学への期待」(45分)
・パネルディスカッション(25分)

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