[3M1-GS-12] ヒューマンインタフェース・教育支援: オンライン教育

[3M1-GS-12-05] 学術用語解説ウェブサイト群の見易さ評定結果閲覧インタフェース

〇大川 遥平¹、曽田 耕生²、岡田 心太朗²、宇津呂 武仁^2,5、河田 容英³、神門 典子⁴ (1. 株式会社AVILEN、2. 筑波大学、3. ログワークス、4. 国立情報学研究所、5. 理化学研究所)

キーワード：学術用語解説ウェブサイト群、深層学習、見易さ、ResNet、閲覧インタフェース

近年，新しいことを学習をする際にウェブコンテンツを利用することは，しばしばよく行われる．しかし，ウェブ検索を行った際には，検索結果として挙げられた複数のウェブページの中から学びやすいページを自ら見つけ出す必要があり，この作業が快適な学習の妨げとなっている．この問題に対して，これまで著者らのグループでは，学術用語解説ウェブページに焦点を当て，ウェブページの分かり易さや見易さに関する因子を特定するとともに，ウェブページのキャプチャ画像を利用した見易さの自動評定を行う深層学習モデルを提案し，その有効性を示した．この成果を受けて，本論文では，本論文の著者の一人が運営する統計用語解説ウェブサイトをはじめとして，よく知られた統計用語解説ウェブサイト群を対象として，深層学習により用語解説ウェブページ群の見易さを自動評定した結果をサイト横断的に閲覧するインタフェースを提案する．このインタフェースを用いることにより，ウェブ学習者は，用語解説ウェブページの見易さをふまえて，各サイトのページを見比べながら複数サイト間を自在に行き来することが可能となる．