2020年度 人工知能学会全国大会(第34回)

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オーガナイズドセッション » OS-16 暗黙知のモデル化と演算可能性

[3P5-OS-16b] 暗黙知のモデル化と演算可能性 (2)

2020年6月11日(木) 15:40 〜 17:20 P会場 (jsai2020online-16)

佐々木 淳(AOI TYO Holdings株式会社)、阿部 明典(千葉大学)

16:40 〜 17:00

[3P5-OS-16b-04] 保育活動中の姿勢分布に基づく集団活動への参加率の推定

〇青栁 燎1、宮田 真宏1、山田 徹志1、中村 友昭2、大森 隆司1 (1. 玉川大学、2. 電気通信大学 )

キーワード:機械学習、姿勢、確率分布

保育活動の多くは集団活動である。この活動にどの程度参加しているかは、子どもの発達評価のひとつの指標である。しかし現在,参加の程度を定量化する手法はなく,保育現場では保育士の暗黙知により行われている.このような保育士の暗黙知を機械的な手段でモデル化・定量化することは,保育士の負担軽減につながり,現在の日本の重要な社会問題の解決につながる.

そこで本発表では、子どもの集団活動への参加の程度を評価するため、活動中の子どもの骨格情報を画像より抽出し、自己組織化マップによる分類を用いて姿勢確率分布を作成する.この姿勢分布を集団全体と個々人について作成し、その類似度をTopic Modelなどの手法を用いて評価することで,保育専門家が行っている保育活動の評価の計算モデル化を試みる。保育環境での子どもの行動研究に対してトピックモデルを適応することは、行動研究における新たなアプローチになると期待される。

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