2020年度 人工知能学会全国大会(第34回)

講演情報

インタラクティブセッション

[3Rin4] インタラクティブ1

2020年6月11日(木) 13:40 〜 15:20 R01会場 (jsai2020online-2-33)

[3Rin4-55] 物体検出における教師データの効率的な作成

〇田中 裕隆1、新納 浩幸1 (1.茨城大学)

キーワード:セマンティックセグメンテーション

物体検出は、教師あり学習によって解決できる画像認識のタスクの一つである。物体検出の教師データにはBounding Boxとクラスラベルがある。これらの教師データの作成は一般的に人手で行われるためコストが高い。本研究は、教師データに用いる正確なBounding Boxの作成を目的とする。人手による正確なBounding Boxの作成は高コストであるが、正確性を要求しないBounding Boxであれば、人手であっても比較的低コストに作成できる。そこで、物体に対して余裕のある低コストなBounding Boxから、正確なBounding Boxを作成する手法を提案する。提案手法では、人手で作成したBounding Boxを用いて、その内側の領域に対するセマンティックセグメンテーションによって得られた推定領域全体を、正確なBounding Boxとした。この手法によって、物体に対して余裕のあるBounding Boxから、より正確なBounding Boxを作成することができた。

講演PDFパスワード認証
論文PDFの閲覧にはログインが必要です。参加登録者の方は「参加者用ログイン」画面からログインしてください。あるいは論文PDF閲覧用のパスワードを以下にご入力ください。

パスワード