2020年度 人工知能学会全国大会(第34回)

講演情報

インタラクティブセッション

[3Rin4] インタラクティブ1

2020年6月11日(木) 13:40 〜 15:20 R01会場 (jsai2020online-2-33)

[3Rin4-79] ストリーム性と密度を考慮したクラスタリングのフローティングカーデータへの適用検討

〇木村 光樹1、小田嶋 成幸1、豊田 正史2 (1.株式会社本田技術研究所、2.東京大学生産技術研究所)

キーワード:時系列データ分析、クラスタリング、位置情報、高度交通システム

位置情報から滞留点を抽出することは,観光関心点や施設の検出と結びつくことから重要性が大きい.一般的に滞留点の抽出は,位置情報のうち一定時間停止していると思われるデータに対して密度ベースのクラスタリングを行うことで得られる.本稿では,車両から収集した実データ(フローティングカーデータ)に対してクラスタリングを行うことで観光関心点や施設検出を目的とする.フローティングカーデータのうち一定時間停止しているデータを抽出し,クラスタリングを行うと下記2つの課題が分かった.
(1)観光関心点や施設規模の大きさによりクラスタを形成するデータ数が違う
(2)観光関心点は季節性が反映されるため,使用するデータの期間によってクラスタを形成するデータ数が異なる
上記2つの課題について議論し,今後の方針について検討する.

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