2020年度 人工知能学会全国大会(第34回)

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[4C2-GS-13] AI応用: エンタテイメント

2020年6月12日(金) 12:00 〜 13:40 C会場 (jsai2020online-3)

座長:稲葉通将(電気通信大学)

12:40 〜 13:00

[4C2-GS-13-03] シナリオ・視覚要素・音響効果を統合的に自動生成するゲームシステムの構築

〇斉藤 勇璃1、白石 智誠1、太田 和宏1、根本 さくら1、石川 一稀1、宇田 朗子1、小川 卓也1、友広 純々野1、中村 祥吾1、山内 拓真1、西川 和真1、宍戸 建元1、長野 恭介1、蓬畑 旺周1、稲垣 武1、村井 源1、迎山 和司1、田柳 恵美子1、平田 圭二1、角 薫1、松原 仁1 (1. 公立はこだて未来大学)

キーワード:ゲーム自動生成、物語自動生成、選曲システム、ダンジョン自動生成

シナリオライターの負担軽減と物語多様性の担保という観点から,ゲーム自動生成システムの開発の必要性が指摘されてきている.これまでに固有名の組みあわせによるシナリオ自動生成やダンジョン自動生成など,いくつかの挑戦は行われてきたが,ゲーム全体において一貫した世界観やストーリー展開を実現するのは困難だった.そこで本研究ではロールプレイングゲームを対象として,シナリオ自動生成,ダンジョン自動生成,BGM自動選択を統合したシステムの開発を行った.シナリオ自動生成においては,既存のゲーム作品のシナリオ分析結果に基づき,クエスト単位でのシナリオ自動生成を行った.次に生成された複数のクエストを統合してストーリーの破綻がない複合的なシナリオの自動生成を実現した.また,ダンジョンは自動生成を実現し,マップやキャラクターは生成されたシナリオに沿ったものを作成した.さらに,シナリオの各場面の機能や登場人物の感情状態に合わせたBGMの自動選択を実現した.これらのゲームの各種要素を自動的に生成して統合することで,ロールプレイングゲーム自動生成システムの構築を行った.

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