2020年度 人工知能学会全国大会(第34回)

講演情報

オーガナイズドセッション

オーガナイズドセッション » OS-19 グループインタラクションとAI

[4E3-OS-19b] グループインタラクションとAI (2)

2020年6月12日(金) 14:00 〜 15:40 E会場 (jsai2020online-5)

湯浅 将英(湘南工科大学)、岡田 将吾(北陸先端科学技術大学院大学)、酒井 元気(東京電機大学)、酒造 正樹(東京電機大学)

14:00 〜 14:20

[4E3-OS-19b-01] パターンタスクを用いた協調戦略のモデル化

〇糸田 孝太1、渡邊 紀文2、武藤 佳恭1 (1. 慶應義塾大学、2. 武蔵野大学)

キーワード:パターンタスク、協調的集団行動、他者意図推定、協調戦略、エージェントモデル

競技や日常に見られる人の柔軟な協調行動を理解する事は,人と共同活動を行う知的システムを構築する上で重要である.例えば球技などの協調的集団行動では,時々で変化する共有目標に対して参加者同士がお互いの状態と行動を元に,誰と,どのように協力する事で協調を成功させるのかを,共有される意図と協調戦略によって行動を変化させる.それは共有された意図に基づくトップダウンの行動決定過程と,それぞれの行動から推定された意図の調整に基づくボトムアップの過程により行われると考えられる.そのような過程を再現するエージェントモデルの作成のため,我々は意図と集団内の動的な意図の調整を行う仕組みを,共有目標に対して協調的な戦略が必要とされる集団行動を抽象化したパターンタスクによる実験をもとに分析する.実験の結果をもとにしたエージェントモデルを作成し,モデルシミュレーションを行う事で協調戦略の差異によるモデルの動作を検証した.

講演PDFパスワード認証
論文PDFの閲覧にはログインが必要です。参加登録者の方は「参加者用ログイン」画面からログインしてください。あるいは論文PDF閲覧用のパスワードを以下にご入力ください。

パスワード