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[4F2-OS-25a-01] (OS招待講演)内受容感覚の予測的符号化と感情と意思決定の創発
キーワード:感情、予測符号化、内受容感覚
内臓や体液など身体内部の知覚を内受容感覚と呼ぶ。近年の感情科学では、脳は生命を維持するために内受容感覚をモニターし、脳の生成モデルによる予測に基づいた身体状態の制御を行っていると主張される。さらに、強化学習のような機序により担われる学習や意思決定が内受容感覚と関連するという知見が蓄積されている。本講演では、内受容感覚を基盤として価値や報酬、学習、意思決定、身体状態の制御を統一的に理解する理論的枠組みを紹介し、行動、脳機能、生理的反応に関する実証的知見からその妥当性を考える。
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