2020年度 人工知能学会全国大会(第34回)

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オーガナイズドセッション » OS-26 人工知能と倫理

[4N2-OS-26a] 人工知能と倫理 (1)

2020年6月12日(金) 12:00 〜 13:40 N会場 (jsai2020online-14)

神崎 宣次、久木田 水生、服部 宏充

13:20 〜 13:40

[4N2-OS-26a-05] 「社会的受容」の概念分析

人工知能の倫理のための

〇神崎 宣次1 (1. 南山大学)

キーワード:新規技術、倫理、社会的受容性、ELSI

人工知能や自動運転車などの新規技術の社会への浸透の過程においてELSIの検討が重要という認識は広く共有されるようになっている。その検討の際の重要な概念のひとつに「社会的受容」がある。社会的受容が検討される際にはエネルギー技術関連の先行文献が言及されることが多いが、そこで用いられている社会的受容概念は現にどの程度受容されているか、受容のための条件はどういうものかなどの異なった内容を含みうる多義性を抱えている。この多義性は倫理という観点から、対象となる技術のより詳細な分析を行おうとする際に障害となるものである。
本報告では、[Taebi 2015] が導入している Social Acceptance と Ethical Acceptability の区別を概念分析として更に発展させるという方法によって、この障害を解消する提案を行う。またこのような概念の区分を行うことによって、ELSIとして一括りにされてしまう弊害としてしばしば見落されてしまう、倫理とその他の社会的条件との間にある緊張関係も明らかになる。

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