[4Rin1-19] 身体的特徴が異なるエージェントにおける立位熟達過程の分析
ニューロエボリューションによる進化的学習に注目して
キーワード:エージェント、ニューロエボリューション、立位スキル熟達、進化的学習
本研究では,ニューロエボリューションによる進化的学習を通して,身体的特徴が異なる3体のエージェントが立位熟達過程を分析し,共通した学習プロセスを導くことを目的とする.エージェントの学習手法として,NEAT(Neuro Evolution of Augmenting Topologies)を採用した.エージェントの身体の重心位置が高いほど,エージェントに対して高い報酬を与えるようにそれぞれ設定した.実験の結果,Humanoid-v2は立位が保持できなかったのに対して,Hopper-v2とBipedalWalker-v2は立位スキルを獲得したことが認められた.考察から,エージェントの立位熟達過程に関して,(1)上部の固定性,(2)下部の動的状態,がエージェントの立位の安定性に関連していることが示唆された.
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