2020年度 人工知能学会全国大会(第34回)

講演情報

インタラクティブセッション

[4Rin1] インタラクティブ2

2020年6月12日(金) 09:00 〜 10:40 R01会場 (jsai2020online-2-33)

[4Rin1-46] 多重思考モデルに基づく認知症ケアの内省を高度化させるマルチモーダル映像学習環境

〇小俣 敦士1、石川 翔吾1、中野目 あゆみ2、香山 壮太2、宗形 初枝2、原 寿夫2、桐山 伸也1,3、竹林 洋一1,3 (1.静岡大学、2.郡山市医療介護病院、3.みんなの認知症情報学会)

キーワード:認知症ケア、多重思考モデル、知識表現、映像学習、協調学習

認知症ケアの達人はケアの場面に対する多様な知識を獲得しており,それらの知識を認知症の人の状態に合わせて柔軟に活用することで,関係性を維持しながら円滑にケアを実施することができる.
筆者らは,認知症ケアの複雑な状況を記述するための多重思考モデルの設計と,実環境での認知症ケア協調学習環境の構築を進めてきた.
本発表では,協調学習環境の枠組みを発展させ,多重思考モデルを用いた心的プロセス,ケアスキルの使用状況,複数の指導者からの指導情報などのマルチモーダル知識を認知症ケア実践映像と同期して閲覧できる映像学習環境の構築について述べる.

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