2020年度 人工知能学会全国大会(第34回)

講演情報

インタラクティブセッション

[4Rin1] インタラクティブ2

2020年6月12日(金) 09:00 〜 10:40 R01会場 (jsai2020online-2-33)

[4Rin1-61] シェムリアップにおけるTwitter・Flickrの画像・位置情報等を活用した観光資源種毎の穴場スポット抽出

〇森田 格1、荒木 光一2 (1.日本工営株式会社、2.五大開発株式会社)

キーワード:観光スポット抽出、観光資源分類、画像分類、Twitter、Flickr

カンボジアにはユネスコ文化遺産であるアンコール遺跡があり、カンボジアの観光業を牽引する存在で、2012年にはカンボジアへの観光客が200万人を突破した。一方で観光客の増加に伴い、遺跡の破壊等も懸念されているほか、アンコール・ワットの一極集中となっているため、これ以外の観光地の開発が急務となっている。
このような課題認識のもと、カンボジアではASEANスマートシティ・ネットワーク等において、シェムリアップのスマート化・観光都市としての再整備に強い意欲を示しているため、新たな観光資源を発掘し、満足度の高い観光都市の整備も必要と考えられる。
そこで、新たな観光資源の発掘として、SNS情報を活用した穴場観光スポット抽出を行った。具体的には、TwitterおよびFlickrより取得した画像およびGPS情報をResNetやDBSCANを用いて、観光資源種の分類およびスポット抽出を行うとともに、投稿数と閲覧数を用いて抽出した観光スポットのメジャー・マイナー/人気高・低の分類を行い、シェムリアップの穴場観光スポットの抽出を行った。この結果、自然資源などアンコール遺跡以外の穴場観光スポットを抽出できた。

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