2022年度 人工知能学会全国大会(第36回)

出展者情報

[44] 中外製薬株式会社

中外製薬のAI活用/研究員によるオンライン説明会(6/15,6/17 13時~14時)
中外製薬は医療用医薬品に特化し,がん領域・バイオ医薬品に強みを持つ研究開発型の製薬企業です.中外製薬の企業・事例紹介を行います.
【研究員によるオンライン説明会】
6月15日(水)13:00-14:00/ 6月17日(金)13:00-14:00  全2回
「MALEXA™:機械学習技術による抗体創薬プロセスの変革」
白井 和英(中外製薬株式会社 研究本部 創薬基盤研究部データサイエンスG)
「ラット性周期の自動判別を可能とするデジタルパソロジストの開発」
江上 陸(中外製薬株式会社 研究本部 創薬基盤研究部データサイエンスG)
【インダストリアルセッション】
6月14日(火) 16:20 〜 18:00  E会場 (Room E)
「中外製薬が目指す革新的な新薬創出|AI活用の事例紹介」
中西 義人(中外製薬株式会社 デジタル戦略推進部長)
===研究員によるオンライン説明会 要旨===
「MALEXA™:機械学習技術による抗体創薬プロセスの変革」
白井 和英(中外製薬研究本部創薬基盤研究部データサイエンスG)
中外製薬は,独自の抗体創薬プラットフォームおよび抗体エンジニアリング技術を基盤とした抗体創薬を展開しています.「MALEXA™: MAchine LEarning X Antibody」とは,抗体創薬プロセスで得られる種々の実験データに機械学習技術を適用することで,抗体創薬の効率化や成功確率の向上を目指す新たな技術です.我々は,MALEXA™によってもたらされた抗体創薬プロセスの変革を通し,革新的な医薬品の連続的な創出に取り組んでいます.
「ラット性周期の自動判別を可能とするデジタルパソロジストの開発」
江上 陸(中外製薬研究本部創薬基盤研究部データサイエンスG)
創薬の非臨床安全性試験において,実験動物の雌個体の性周期評価は不可欠です.これまで雌性生殖器の病理標本を専門家(パソロジスト)が観察し,判定を行ってきました.近年,深層学習を用いた画像解析技術が急速に進歩していることを鑑み,我々は病理画像から性周期を自動で判別する新規の深層学習ワークフローを開発しました.その結果,専門家の判定基準と同等で高精度な性周期判定が可能となる“デジタルパソロジスト”に成り得ることが確認され,本技術の適用により創薬プロセスの効率化に繋がると考えています.