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[1F1-GS-10-04] 車載カメラ動画を対象にした教師データ作成工数削減手法の提案
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現在,各種ハード・ソフトウェアの発展によりスマートフォンや車等,多くのデバイスにカメラが搭載されるようになった.特に車載カメラは,近年急速に発展している自動運転技術等の車両操作にとどまらず,道路上の地物変化検知等,外界の認識にも応用が期待されている.一般的にそのような動画像からの認識を伴う処理にはディープラーニングの手法が用いられるが,そこには大量の教師データが必要であり,現状では人手でその選別が行われる.一方で人手での動画データの教師ラベル付与は,動画実時間の数倍の時間がかかる.そのため付与コストもさることながら,人の識別ミスに起因する誤ラベルの付与も問題となっている.そこで本研究では車載カメラの動画に対する教師データ作成工数を削減することを目的に、アノテーション効率化ワークフローを提案する.車載カメラ動画の特徴を捉えたモデルをベースに,本ワークフローを利用することで,最小の工数で,教師ラベル付与(アノテーション)を実施できることを示す.車載カメラ動画の特性を捉え、ワークフロー内の識別モデルに反映することで、結果的に提案のワークフローにより,約77.5%の工数を削減することができた
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