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[1G1-GS-10-03] 個別指導塾の勤務表作成のための二段階最適化
キーワード:遺伝的アルゴリズム、制約充足問題、スケジューリング、最適化、焼きなまし法
勤務表は各従業員の勤務管理をするために必要不可欠である.しかし,勤務表の作成する際には,従業員の出勤可能日や店の混雑状況など,様々な制約を考慮し作成しなければならない.本研究で扱う個別指導塾も例外ではなく,講師の出勤可能日や指導可能な教科の考慮は勿論,生徒の出席可能日や受講している教科なども考慮しなければならないため,作成者に多大な負荷を課すこととなる.したがって,勤務表の自動作成システムの研究と開発が求められている. さらに,本研究の問題点は,従業員である講師の勤務表を顧客である生徒の時間割をもとに作成しなければならないところにあり,これはシフトスケジューリングと時間割編成の特徴を併せ持つ問題だと考えられるため,勤務表の作成を問題に合わせて二段階に分ける必要がある.そこで本研究では,遺伝的アルゴリズムで勤務表の日程調整を行い,焼きなまし法で受講教科を割り当てることで勤務表を自動的に作成するシステムを提案する.
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