2022年度 人工知能学会全国大会(第36回)

講演情報

オーガナイズドセッション

オーガナイズドセッション » OS-17 創作者と人工知能が創る創作の未来

[1H4-OS-17a] 創作者と人工知能が創る創作の未来(1/2)

2022年6月14日(火) 14:20 〜 16:00 H会場 (Room H)

オーガナイザ:上野 未貴(大阪工業大学)、森 直樹(大阪府立大学)[現地]、はたなかたいち(クリエイターズインパック)

14:40 〜 15:00

[1H4-OS-17a-02] ゲームシナリオ・音響効果・背景画像の作成補助を行う自動生成ゲームシステムの構築

○奥山 凌伍1、金刺 智哉1、白川 琉叶1、佐藤 央一1、曽根元 直弥1、廣島 蛍介1、池田 慎太郎1、中井 音緒1、吉田 皓平1、伊豆 梨沙1、田村 遼太1、西浦 心悟1、齊藤 悠仁1、山村 孟1、松川 遥花1、村井 源1、迎山 和司1、田柳 恵美子1、平田 圭二1 (1. 公立はこだて未来大学)

[[オンライン]]

キーワード:人工知能、自動生成、ゲーム

ゲーム開発においてシナリオや楽曲,イラスト,3Dモデルなど創造的な種々の要素の作成に必要となる人的・時間的コストは年々増大している.そのため本研究では,ゲームにおける多様な創造的要素作成のサポートを,選択肢の自動生成や自動選別などの技術を用いて実現することを目標とした.具体的には,プロットとセリフの自動生成,楽曲選択,インタラクティブミュージックの自動生成,背景画像生成における人間の補助システムの開発,およびそれらを統合したロールプレイングゲームシステムを作成した.プロットとセリフ自動生成では既存作品のパターン分析に基づいたテンプレート生成システムを実装した.楽曲選択では各シーンの感情特徴に合わせたBGM自動選択システムを実装した.インタラクティブミュージックの自動生成では楽曲分割によりループ素材を作成し,展開に合わせて楽曲が変化するシステムを開発した.背景画像生成補助では室内画像でのオブジェクト配置案の自動生成機構を実装した.またこれらのシステムを活用して実際にゲーム作成を行うことで,ゲーム中に含まれる多様な要素の作成が情報技術によって統合的にサポート可能であることを示した.

講演PDFパスワード認証
論文PDFの閲覧にはログインが必要です。参加登録者の方は「参加者用ログイン」画面からログインしてください。あるいは論文PDF閲覧用のパスワードを以下にご入力ください。

パスワード