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[1O4-GS-7-05] 漫画における皮肉データセットの構築とその有効性の検証
キーワード:皮肉、コミック工学、深層学習、データセット構築
人工知能による創作物理解,特に文章の理解においては様々な修辞表現の理解が非常に重要な課題となっている.それは人間の感情・心情がそのような表現によく表れるからである.しかしこれらの修辞表現の理解は未だに困難な課題であり,それは文章の修辞表現の一つである皮肉表現においても同様である.この分野の研究を難しくしている理由の一つとして,日本語の皮肉表現の大規模データセットが存在しないことが挙げられる.そこで本稿では,漫画における皮肉表現の理解を目的として,漫画の皮肉表現のデータセットを構築して,その有効性を検証する.そのために,事前調査として,英語の皮肉表現のデータセットである SARC データセットを機械学習に利用した皮肉推定をしてその有効性を検証する.その上で,その手法を構築したデータセットに適応し,データセットの有効性と可能性について検証する.
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