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[2B6-GS-10-01] コロナ禍におけるTwitterキャンペーンのユーザ分析
キーワード:ツイッター、懸賞キャンペーン、コロナ
ツイッター上では多くの企業が懸賞キャンペーンと称してリツイートを求めるようなツイートを行い、情報の拡散を狙っている。一方で、懸賞キャンペーンを拡散するユーザは専用のアカウントを用意する等しており、キャンペーン参加以外の情報には興味を示さない可能性がある。特に、新型コロナ禍においては実店舗などでのキャンペーンが困難となった影響から、ツイッター上のキャンペーンの重要度が上昇したといえる。そこで懸賞キャンペーンに参加したユーザについて企業アカウントとのその後の関係性からキャンペーンの有用性について分析を行った。その結果、まずキャンペーン参加ユーザは懸賞キャンペーンをきっかけにフォローした企業の本業にまで興味を持つことがあまり期待できず、さらに彼らがリツイートした懸賞キャンペーンはキャンペーンユーザを中心に拡散されていることが明らかになった。この傾向は、公式アカウントの認知度が低く、懸賞キャンペーンを開催する頻度が高い企業に特に強く表れていた。またコロナが注目を浴びた時期はキャンペーンの効果が上昇したこと,「コロナ」を含むキャンペーンはより効果が高い可能性があることが明らかとなった。
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