2022年度 人工知能学会全国大会(第36回)

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[2F1-GS-9] ヒューマンインタフェース:エージェント

2022年6月15日(水) 09:00 〜 10:40 F会場 (Room F)

座長:岩城 諒(IBM)[遠隔]

09:20 〜 09:40

[2F1-GS-9-02] エージェントはタスク難易度によって人間の共感を促進する

〇津村 賢宏1,2、山田 誠二2,1 (1. 総合研究大学院大学、2. 国立情報学研究所)

キーワード:共感エージェント、ヒューマンエージェントインタラクション、反社会的影響

人間から共感を引き出す擬人化エージェントを実現する方法として,エージェントと人間間のタスクに注目し,タスク難易度とタスク内容が人間の共感を促進する可能性について,仮説を立てて実験的に調査した.実験は3要因混合計画で,タスク難易度とタスク内容とタスク前後の共感値の2×2×2の8条件である.結果,タスク内容要因の主効果は認められず,タスク難易度要因の主効果は有意傾向であった.また,タスク難易度とタスク前後の共感値に交互作用が認められた.結果として,タスク難易度が高いとき,タスク難易度が低いときよりも共感を促進した.

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