17:40 〜 18:00
[2G6-OS-18b-02] 脳波(EEG)における音声想起区間と無想起区間の分類
キーワード:BCI、EEG信号、音声想起、無想起
音声想起時脳波から想起内容を識別するBCI(Brain Computer Interface)の基礎研究が始まっている.現在の識別手法は,想起内容を識別するために想起区間を知る必要がある.しかし,取得した脳波(Electroencephalogram; EEG)データから想起区間を特定することは困難であり,音声想起(speech-imagery)の実験では,「無想起区間を含んだデータ」,または「目視による音節ラベリングを行ったデータ」に対する識別という形を取ることが多い.目視による音節ラベリングは,音声想起区間のみを識別に用いることができるが,この過程の自動化は実現していない.本報告では,音声想起区間を自動検出することを目的として,利用者への負担が少ない非侵襲的な方法で,頭皮から脳波信号を取得し,音声想起区間と無想起区間の自動分類を行った.音節ラベルのついた音声想起データと無想起データから複素ケプストラムを特徴量として抽出し,10分割交差検証(被検者1名の各100サンプル区間を使用)で分類・評価を行った結果について報告する.
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