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[2P4-GS-10-05] 統廃合時の在校生の負担を考慮した校区計画問題
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キーワード:校区最適化、整数線形計画問題、少子化
人口減少社会では,小中学校を統廃合する必要がある. しかし,既存の校区最適化手法の多くは,学校運営者の観点から目的関数を設定し,児童や生徒の心理的負担は考慮されていない. 本論文では,在校生への負担を考慮した新しい学区計画問題を提案する. 児童や生徒の心理的負担の要因の第一は,小中学校の統廃合に伴う在校生の転校である. 第二の要因は,小学校の卒業生が同級生と異なる中学校に進学することである. 我々の定式化では,児童や生徒が統廃合時に転校することなく,中学校進学時に同級生との別離も発生しない条件のもと,児童や生徒の通学コストと学校運営コストのトレードオフを考慮した最適な校区再編計画を作成できる.
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