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[3C4-GS-6-05] 協働環境における状況の言語的表現を用いた指示発話生成
キーワード:Minecraft Dialogue Corpus、協働環境、指示発話生成
Minecraft Dialogue Corpusは,仮想環境内で立体的な構造物を建設する目的で,設計図を持ち指示を出すArchitectと、その指示に従いブロックを配置するBuilderが、対話しながら作業する際の会話と行動履歴を収録したデータセットである.本研究では,特に機械がArchitect側となって人間のBuilderに指示を出すタスクを取り扱う。このタスクでは、Builderの誤りを含む動作・作業に依存して変化する環境状況に合わせて適切な指示発話を生成するArchitectモデルを構築することが求められる。本稿では,環境状況そのものを直接発話生成に組み入れる代わりに、環境情報を簡易に表現したテキストと発話履歴を入力とした、事前学習モデルに基づく指示発話文生成システムを提案する。実験の結果、配置するブロックの色の精度が向上し,また,長く多様性のある応答文が生成される傾向にあることが分かった.
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