14:30 〜 14:50
[3I3-OS-5a-04] 心電図を用いたXGBoostによる心房細動の重症度分類モデルの開発
キーワード:心房細動、医療AI、XGBoost、心電図、心拍変動
心房細動(AF)は,心房が十分に機能しなくなる不整脈のひとつで,病態としてすぐに命に関わることは少ない.しかしAFを多発すると心房内に血栓ができやすくなり,脳梗塞や心筋梗塞を招くおそれがある.これまでAFの診断は,専門医が目視でホルター心電計により24時間程度測定した心電図(ECG)データを確認していたが,手間がかかる.そこで本研究では,機械学習によってECGデータからAFの重症度を自動診断できるモデルを開発する.三菱京都病院より,AF疑いの患者計75名のECGデータを提供された.患者はそれぞれ,専門医によってAFについて健常・軽度・重度の診断がなされている.ECGデータより,RRIデータおよび心拍変動データを抽出し,これらのデータよりXGBoostを用いて,30拍分のデータのみでAFの健常・軽度・重度を診断できるモデルを学習した.その結果,全体の正解率は86.2%,健常または軽度を重度と誤診断したものが1.53%で,重度を健常であると誤診断した割合が11.4%であった.これは臨床で十分に使用できる性能であるため,将来的にAFの重症度を短時間で簡便に診断できるようになると期待される.
講演PDFパスワード認証
論文PDFの閲覧にはログインが必要です。参加登録者の方は「参加者用ログイン」画面からログインしてください。あるいは論文PDF閲覧用のパスワードを以下にご入力ください。