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[3L3-GS-8-05] ショッピングモールにおいて人間-アイテム間の知識を獲得する自律対話アンドロイド
キーワード:知識獲得、対話ロボット、アンドロイド、ヒューマンロボットインタラクション
本研究の目的は,人間社会に関する知識を実世界で自律的に獲得する対話ロボットの開発である.これまでの知識を自動で獲得する研究は,一問一答形式のものが多いため,対話継続が困難である.また,雑談から知識を自動獲得するものもあるが,個人に閉じた知識にとどまり,人間社会に関する知識ではない.本研究では視覚情報としてカメラから得られる画像データと,聴覚情報としてマイクから得られる対話データを経験データと定義した.この経験データから,まず,人間-アイテム間の共起性に関する知識,つまり,人間がそのアイテムを持っていることは珍しいかという人間社会に関する知識を獲得する.そして知識獲得と同時に,得られた知識に基づいて発話を生成するシステムを開発した.この提案手法を,人間と親和性の高い人間酷似型ロボットであるアンドロイドに実装した.アンドロイドを実世界(ショッピングモール)に設置して客と対話する実験を行い,本システムが経験データから知識を獲得できることを確認した.
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