13:50 〜 14:10
[3O3-GS-5-02] テーマパーク問題におけるイベント効果の事後分布推定
キーワード:マルチエージェントシミュレーション、テーマパーク問題
テーマパーク事業者にとって,テーマパーク内での時限的なイベントの実施は,来園者の行動を変化させ,アトラクションの待ち時間を緩和させることが期待される.イベントの効果自体を直接測定することは難しいが,事後的にイベントの効果を観測データから推定することができれば,テーマパーク事業者に有用な情報提供となると考えられる.
本研究では,テーマパーク内で時限的なイベントが実施される状況下でのイベント効果をマルチエージェントシミュレーション(MAS)と粒子フィルタを用いて推定する方法を提案する.MASから人工的に生成したテーマパーク内の待ち時間を観測データとして用いた数値実験を行い,提案手法によってイベント効果の事後分布が推定できることを示した.事後分布としてフィルタ分布と平滑化分布を推定し,それぞれの特徴を示した.また,イベントが実施される時間帯の情報を推定時に考慮することで,事後分布の推定精度が向上することを確認した.
本研究では,テーマパーク内で時限的なイベントが実施される状況下でのイベント効果をマルチエージェントシミュレーション(MAS)と粒子フィルタを用いて推定する方法を提案する.MASから人工的に生成したテーマパーク内の待ち時間を観測データとして用いた数値実験を行い,提案手法によってイベント効果の事後分布が推定できることを示した.事後分布としてフィルタ分布と平滑化分布を推定し,それぞれの特徴を示した.また,イベントが実施される時間帯の情報を推定時に考慮することで,事後分布の推定精度が向上することを確認した.
講演PDFパスワード認証
論文PDFの閲覧にはログインが必要です。参加登録者の方は「参加者用ログイン」画面からログインしてください。あるいは論文PDF閲覧用のパスワードを以下にご入力ください。