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[3P4-GS-2-02] 言語ベースおよびユーザベースアプローチによる確証バイアスの検出
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キーワード:自然言語処理、機械学習、論理的誤謬
論理的誤謬とフェイクニュースは,欺瞞のために意図的に作成されることが多い.したがって,これらの性質は本質的に似ている.近年,フェイクニュースを検出するための研究は盛んであり,検出に有効な手法は多々知られている.しかし,論理的誤謬を検出する試みは我々の知る限りでは存在しない.そこで本研究では,論理的誤謬もフェイクニュースと同様の手法によって検出できると仮定し,これの検出を試みる.本論文にまとめる実験内容は (1)SVMとランダムフォレストを用いて言語特徴量とユーザプロファイル情報からそれぞれ確証バイアスを検出する4つの実験,(2)LSTMモデルを用いた先行実験における単語の分散表現の獲得手法を,skip-gramおよびGloVeに変更し,確証バイアスを検出する2つの実験である.実験 (1)の結果は,それぞれ精度が約62%,61%,69%,63%であり,実験(2)の結果は,それぞれ精度が約73%,76%であった.
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