2022年度 人工知能学会全国大会(第36回)

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[3Yin2] インタラクティブセッション1

2022年6月16日(木) 11:30 〜 13:10 Y会場 (Event Hall)

[3Yin2-15] 護岸ひび割れ画像の特徴量分布とKLダイバージェンスによる中間層出力の分析

〇吉田 龍人1、都築 幸乃1、大久保 順一1、藤井 純一郎1、山下 隆義2 (1.八千代エンジニヤリング株式会社、2.中部大学)

キーワード:KLダイバージェンス、Batch Normalization、標準化

機械学習において標準化や正則化といった入力データのスケーリングは一般的な手法であり、スケーリングによって入力データの分布の差を軽減することができる。またニューラルネットワークの多くで導入されるBatch Normalizationは畳み込み後の特徴量の分布をスケーリングさせる目的を持つ。一般にBN層の出力は活性化関数による非線形変換が行われるため、Batch Normalization層を経た特徴量の分布は特徴量の伝播に寄与し、ニューラルネットワークの精度に大きな影響を与えると予測される。 本研究では護岸のひび割れsegmentationをテーマに、確率分布の差を測る指標であるKLダイバージェンスを用いてBatch Normalization層出力を評価し、入力画像の特徴量分布とKLダイバージェンスとの関係性を分析する。

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