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[4F1-OS-8a-02] 最短路遷移問題のZDDを用いた解法と評価
キーワード:組合せ遷移、グラフアルゴリズム、零抑制型二分決定グラフ
最短路遷移問題は入力が重みなし単純グラフ G(V,E) と V 上の頂点 s,t および G 上の s-t 最短路 P,Q であり,1つの頂点を変更して最短路を得ることを繰り返してPからQを得ることが可能かを出力する問題である.この問題はPSPACE完全であることが知られている.本研究ではZDD演算を工夫して定数回の演算による高速な手法を提案する.計算機実験によって,8100頂点16020辺の90×90のグリッドグラフにおける最短操作列長が7921のインスタンスを約114.5分で解け, また,288頂点781辺で最短操作列長が46137333のインスタンスを約349.6分で解けることを示す.
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