2022年度 人工知能学会全国大会(第36回)

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[4M3-GS-3] 知識の利用と共有:知識構造化

2022年6月17日(金) 14:00 〜 15:40 M会場 (Room B-2)

座長:石井 岳(東芝)[遠隔]

14:20 〜 14:40

[4M3-GS-3-02] 協働ロボットの遠隔での非専門家による構築を実現するための専門家ノウハウの収集とマニュアル化の検討

〇松本 健汰1、甲斐 雄大1、山口 知彦2、笹嶋 宗彦1 (1. 兵庫県立大学、2. iCOM技研(株))

キーワード:オントロジー工学、協働ロボット、ノウハウ

協働ロボットとは、様々な現場で荷物を繰り返し移動させるなどの作業の一部を人間に代わって行うことで、人間の作業を支援し、同一空間で人間と協働して働くロボットである。協働ロボットを導入することで現場作業の質や生産性を高めることが可能となるが、導入と維持のためのコストが高いため、現時点ではあまり普及していない。コストが高くなる要因の1つとして、協働ロボット構築の専門家が少ないことが挙げられる。協働ロボットの生産ラインへの設置、パラメタータの設定、試運転、故障対応などの全てが、専門家任せとなっている。本研究は、専門家のノウハウをも取り入れたマニュアルと遠隔での専門家の支援により、非専門家による、協働ロボットの遠隔地での構築実現を目指す。現状で専門家が用いるマニュアルには、専門家の間で常識である知識(ノウハウ,コツなど)が記載されていないため、組立現場を取材し、それらを獲得した。さらに、協働ロボット構築の専門家監修のもとで、獲得したノウハウなどを反映した、非専門家向けのマニュアルを作成した。

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