2022年度 人工知能学会全国大会(第36回)

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[4M3-GS-3] 知識の利用と共有:知識構造化

2022年6月17日(金) 14:00 〜 15:40 M会場 (Room B-2)

座長:石井 岳(東芝)[遠隔]

15:00 〜 15:20

[4M3-GS-3-04] リフレーミング支援モデルの提案

マネジメント相談事例の分析から

〇本橋 萌1、伊集院 幸輝1、皆月 みゆき2、鳥居 秀生2、西村 拓一1 (1. 国立研究開発法人産業技術総合研究所、2. 株式会社インクルージョンオフィス)

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キーワード:リフレーミング、マネジメント支援、知識構造化

人材戦略や働き方が多様化したことで、マネジャーが新たなマネジメントの方法を選択できるよう支援する必要がある。支援の一つとして、行き詰まりを起こしている考え方の枠組みや視点を改め、新たな選択肢を検討できるリフレーミングを活用することが提唱されている。
既存研究において、リフレーミングのプロセスを明らかにしたモデルはあるが、リフレーミング支援においては明らかになっていない。そこで本研究では、リフレーミングを支援するモデルを構築するためにマネジメント相談事例を分析し、リフレーミング支援知識を整理する。また、このモデルを構築するためにマネジメント知識を構造化した。
本研究では、2つのリフレーミング支援モデルを提案した。1つめは、リフレーミングを促す表現とマネジメント知識の提供によってフレームの更新を促す。2つめは、マネジメント知識を提供することで相談者の情報欠如を補いフレームの強化を促す。分析結果から、マネジメント知識とリフレーミングの関連が明らかになった。このモデルによって、マネジャーを支援するために必要な知識を適切な方法で伝えることが可能となる。

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