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[4N1-GS-3-01] 因果推論を用いた論文引用関係の分析
キーワード:論文引用関係、因果推論
科学技術政策の決定のために各研究の重要性を定量化することが求められている。研究のインパクトを評価するため論文の引用数やインパクトファクターが用いられているが、これらの指標は研究分野ごとの研究者数や学会・論文数など様々な要素の影響を受けると考えられる。また、これらの要素は時系列で変化するため、単純な分野間比較や前後比較ではバイアスの影響を受ける。そこで本研究では、論文の引用数に対して因果推論を適用することで、ある研究論文が出版されたことによる影響を分析する手法を提案する。実験ではMicrosoft Academicの大規模な論文データベースを利用し提案手法の評価を行う。評価の結果、深層学習がコンピュータビジョンと自然言語処理に特に大きな影響を与えたこと定量的に確認した。分野間の論文引用に関しては。音声認識と自然言語処理がコンピュータビジョンの論文を多く引用するようになったことが明らかになった。
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