[4Yin2-45] IAPSと物体検出アルゴリズムによるロボットの情動反応設計の検討
キーワード:物体検出、IAPS
IAPS(国際情動写真集)は心理実験などに広く用いられており、人間が写真を見て感じる情動についての知見が蓄えられている。この知見を生かし、ロボットがカメラ入力に対して物体検出をした結果への反応をデザインすることで、ロボットが感情を持っているかのように振る舞わせることができるのではないかと考えている。ここでは物体検出アルゴリズムとしてYOLOを用いた。IAPSではman, womanなどが区別して記載されているが、YOLOではpersonとして検出されるため、比較できるようなテーブルを作成した。IAPSで扱われている項目は多岐に渡るため、デフォルトのYOLOではカバーしきれていないが、dogやcatなど多くの項目については検出できることを確認した。今後、本研究の結果を用いてPepperなどの人型ロボットにカメラ入力に対しての情動反応に基づいた動きをさせることを考えている。
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