16:20 〜 16:40
[1N4-GS-10-05] 表情による感情推定AIモデルを用いた子供のオンラインコミュニケーションへの興味・集中を反映する客観的な評価指標の探索
キーワード:表情推定、言語リハビリ、オンラインコミュニケーション
<背景>“ことば”や“聴こえ”に困りごとを持つ小児に,コミュニケーション能力の向上を目的に,言語聴覚士による言語リハビリが行われることがある.言語リハビリを受けるには施設に行く必要があるなど課題がある.
<目的>本研究ではオンライン会話の動画から,小児の会話への集中度・興味関心を反映する客観的な評価指標を探索することを目的とした.
<方法>オンライン会話の実験で得られた2~8歳の小児19人から得た合計57本の動画を,表情による感情推定AIモデルに入力し,1本の動画におけるAIモデルが推定した感情の時間の割合を出力した.また,オンライン会話相手の言語聴覚士と,小児に同席しサポートした支援員に対し,小児の集中度・興味関心に関するアンケートを実施した.AIモデルによる解析結果とアンケート結果を比較した.
<結果>AIモデルによって判定したHappinessの感情の時間の割合や,顔が検出されなかった時間の割合が,集中度・興味関心と弱い~中程度の相関を示し,オンライン会話への集中度・興味関心を反映した客観的な指標として利用できる可能性が示唆された.
<目的>本研究ではオンライン会話の動画から,小児の会話への集中度・興味関心を反映する客観的な評価指標を探索することを目的とした.
<方法>オンライン会話の実験で得られた2~8歳の小児19人から得た合計57本の動画を,表情による感情推定AIモデルに入力し,1本の動画におけるAIモデルが推定した感情の時間の割合を出力した.また,オンライン会話相手の言語聴覚士と,小児に同席しサポートした支援員に対し,小児の集中度・興味関心に関するアンケートを実施した.AIモデルによる解析結果とアンケート結果を比較した.
<結果>AIモデルによって判定したHappinessの感情の時間の割合や,顔が検出されなかった時間の割合が,集中度・興味関心と弱い~中程度の相関を示し,オンライン会話への集中度・興味関心を反映した客観的な指標として利用できる可能性が示唆された.
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