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[2F4-GS-5-05] SFプロトタイピングにおけるアイデア創発支援エージェントの開発と評価
キーワード:SFプロトタイピング、ファシリテーション
本研究では、SFプロトタイピングにおけるアイデア発想支援を行うエージェントを開発する。未来を創造するワークショップ手法のうち、SFプロトタイピングは参加者の制約を外し、ありうる可能性を探索する上で有用だが、そのためには適切なファシリテーションが必要となる。本研究では未来社会を創造する過程においてアイデア発想支援を、人と同様の顔を持ち画面上で動作するバーチャルエージェントを通じて行うシステムを作成し、その結果を分析した。バーチャルエージェントは文脈を理解しながらファシリテーションを行うよう開発した。実験から、議論の発散のためアイデアを多く創発することが求められる新しい言葉創造フェーズにおいて、参加者のアイデア数の均衡化が期待できることがわかった。また、最終成果物へ影響が出る可能性がある新しいキャラクタ創造フェーズにおいて、人がファシリテーションを行う場合に比べ、キャラクタ創造数が増加する可能性を示した。
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