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[2K1-GS-9-02] 看護・病態関連図作成支援ツールにおける初学者支援方式の検討
胃がん患者を対象とした適用事例
キーワード:看護教育、看護・病態関連図、初学者支援、グループワーク
本研究の目標は,看護・病態関連図を用いた看護技術教育をより良いものにすることであり,神戸大学医学部付属病院看護部との共同研究である.看護学生や新人看護師は,看護師に必要な能力を身に付けるため看護・病態関連図作成の演習を行う.コロナ禍の影響により,オンラインでの学習が必須となったため,この演習をオンラインで実施できるようにツールが開発された.しかし,看護・病態関連図の書き方には様々な方法が書籍等で紹介されており,特に初学者は,どこがゴールで,何が正解かがわからない状況になってしまうため,支援する仕組みが必要である.そこで本研究では,看護・病態関連図で,ある単語を記述すると,その単語に関連して次に記述すべき内容を,対話的に表示する支援機能を開発する.特に初学者を対象とすることを想定し「初学者向けアシスト機能」として仕組みを考えた.また,その仕組みを実現するうえで,支援機能とこの機能を組み込む予定である既存ツールとの相互のやり取りを明確にし,モジュールを試作する.そして,必要となるアシストデータベースの作成を行い,提案モジュールが動作することを確認した.
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