2023年度 人工知能学会全国大会(第37回)

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オーガナイズドセッション » OS-10 AI諸技術の発展に基づく学びのモデルの高度化と展望

[2R1-OS-10c] AI諸技術の発展に基づく学びのモデルの高度化と展望

2023年6月7日(水) 09:00 〜 10:40 R会場 (602)

オーガナイザ:小西 達裕、宇都 雅輝、小暮 悟、山元 翔

09:20 〜 09:40

[2R1-OS-10c-02] 非言語情報によるPeerさ誘発を目指した学習支援コンパニオンロボット構築の検討

〇本多 昂生1、田和辻 可昌2、松居 辰則3 (1. 早稲田大学大学院人間科学研究科、2. 早稲田大学データ科学センター、3. 早稲田大学人間科学学術院)

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キーワード:ヒューマンロボットインタラクション、ピアラーニング、内発的動機付け

本研究では、学習時に仲間意識を芽生えさせ、学習意欲向上につながるPeer Learning環境を提供するコンパニオンロボットのことを学習支援Peerコンパニオンロボットと呼ぶ。本研究の目的は学習支援Peerコンパニオンロボットの動作モデル構築を目指した、ロボット動作による「Peerさ」の誘発の能否を明らかにすることである。そのために、以下のことを行なった。 1)学習時に「Peerさ」を感じる心理的要因の関係性を示した階層性をもつ心理モデルの構築、2)心理モデルとロボット動作との関係性調査、3)短期的インタラクションにおける心理モデルに沿ったロボット動作による「Peerさ」誘発の検討、4)長期的インタラクションにおける心理モデルに沿ったロボット動作による「Peerさ」誘発の検討。現段階の結果として、心理モデルの作成並びに短期的インタラクションによる「Peerさ」の誘発の可能性を確認した。ただし、「競争感」に関しては長期的インタラクションでの検討が必要であるとの結論を得た。本稿においては心理モデルの作成の詳細並びに短期的インタラクションに着目した「Peerさ」誘発実験の詳細について報告する。

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