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[2R5-OS-28a-05] デザインする知恵の科学の方法論に関する考察
キーワード:デザイン、生体的側面、実体的側面、概念的側面、生
デザインという人工のものごとや知を創造する行為に関わる知能研究の方法の規範的なありたい姿を描くことを目的とする。 デザインすることの原点は生きるために自覚的に工夫することである。デザインにおける認知過程を、構成的方法論の実体的側面、概念的側面に生体的側面を加えた三側面から捉え、岡潔が紹介する知・情・意および生・命・悟と関連づけて、知能研究の方法について考察する。特に、岡潔の世界観に関わる言明、「人間は物質的自然の中に住んでいるのではなく、心の中に住んでいる」、「東洋人の見ている自然は生きた自然である」、「生命現象は五感でわかる範囲内にはない」、「情的にわかっているものごとが知的にわかることが発見である」などに注目する。この世界観は知能研究が基本とすべき世界観であると考えている。
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