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[2T5-GS-5-03] 所得に関する情報が協力の創発に与える影響の分析
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キーワード:間接互恵性、所得、強化学習、囚人のジレンマ、マルチエージェントシミュレーション
間接互恵性は社会における協力の創発のメカニズムの一つである。これは見知らぬ者からの協力を説明するメカニズムであり、過去の協力行動が良い評判という形で第三者に伝達されることで成立すると考えられる。しかし、実社会では協力の動機となり得る他の要因が存在する可能性がある。本研究では豊かさの指標として所得を考え、所得に関する情報が協力の創発に与える影響を分析する。そのために、所得に関する情報に基づき繰り返し囚人のジレンマを行うモデルを与える。このモデルを用いたシミュレーションにより、ゲームにおける協力行動の選択の割合を評価した。
シミュレーションの結果、本実験の設定においては、所得に関する情報を与えた場合において協力の創発は観測できなかった。
シミュレーションの結果、本実験の設定においては、所得に関する情報を与えた場合において協力の創発は観測できなかった。
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