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[3F5-GS-10-02] ひまわり8号と低軌道衛星のデータを用いた日射量推定
キーワード:日射量推定、人工衛星データ、電力系統、太陽光発電、ニューラルネットワーク
太陽光発電は導入の際、日射量を考慮してその場所が十分な発電量を見込める地点であるか判断する必要がある。しかし、日射量データが継続して測定されている場所は限られている。そこで現在、人工衛星データを用いた日射量推定が注目されている。人工衛星は広範囲における大量の観測データを保有している。そのため、人工衛星データを特徴量とし、地上の日射量推定を行うことにより、地球上のあらゆる地点における日射量データの取得が可能となる。しかしながら、その推定精度が十分でないことが衛星日射量推定における課題となっている。そこで、本研究では一般的に日射量推定に用いられる静止軌道衛星データに加え、低軌道衛星データも特徴量として扱う。従来の低軌道衛星データは高解像度という特性がありながら、時間分解能が十分でないことから殆ど日射量推定には使用されてこなかった。しかし、近年、衛星コンステレーション技術の台頭により、高時間分解能の低軌道衛星データの取得が可能となった。そこで、この2種類の人工衛星データと地上で観測された日射量データの関係性を機械学習を用いてモデル化し、衛星日射量推定の有効性及び精度検証を行う。
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