16:50 〜 17:10
[3F5-GS-10-05] 人工衛星の状態自動監視に向けた変化検知手法の検討
キーワード:異常検知、人工衛星
人工衛星には故障検知・診断・復帰のためのシステム(FDIRシステム)が搭載されているものの,現状のFDIRシステムはプリミティブなルールベースで設計されている.そのため,FDIRシステムでは衛星の若干の状態の変化をはじめとする,故障の予兆が捉えられることは稀であり,人間の衛星運用者が随時データを監視する必要がある.人工衛星の運用に携われる専門家の人数は限られるため,運用者のワークロードを低減させることは重要な課題であるといえる.この問題は,衛星の多数化(コンステレーション)を実施する際には特に顕著である.そこで,本研究では,データ駆動型の人工衛星の状態自動監視に向けた変化検知手法を新たに提案・検討する.従前の研究に比べ,より素早い実用化を目指したアルゴリズムを提案する.実際にJAXAの衛星で取得されたテレメトリデータに適用した結果も報告する.
講演PDFパスワード認証
論文PDFの閲覧にはログインが必要です。参加登録者の方は「参加者用ログイン」画面からログインしてください。あるいは論文PDF閲覧用のパスワードを以下にご入力ください。