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[3J1-GS-1-03] 音声想起時EEG信号から言語表象を抽出する
キーワード:脳コンピュータインタフェース、脳波、言語表象
音声想起 (speech-imagery) 時脳波から音声言語情報へのdecodingは究極のHIと考えられる.最大の課題は,脳における言語表象(考えている際の脳内信号表現)が不明なことであろう.本研究ではまず,音声想起時の脳波 (Electroencephalogram; EEG) について,電極プーリング処理から線スペクトルパターンを得た後,目視による音節ラベリングを行い,単語(文)中の単音節想起区間を特定する.続いて,脳波の生成モデルを分析モデルに含む「合成による分析(Analysis-by-Synthesis; AbS)」に基づき,21電極毎のLPAスペクトラムを求める(LPA: Linear Predictive Analysis 線形予測分析).報告では,繰り返し学習のサイクルを通して,単音節から母音,および子音言語表象を抽出し,母音固有空間・子音固有空間を求めると共に,音素表象間の関係を明らかにする.
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